院長ブログ
消防ヘリ医師拾い急行 救急車と同時出動
千葉市消防局は4日、重症患者が出た際に救急車とヘリを同時に出動させ、現場でいち早く医師が医療行為を行うシステムの運用を始めた。
医師をヘリで拾い上げることから「ドクターピックアップ方式」と呼ばれる。ヘリと救急車の同時出動は政令市でも初の試みという。
救命率アップを目指し、千葉大学医学部付属病院と連携した。119番の入電後、直ちに救急車と消防ヘリを出動。救急車は患者を乗せて、最寄りのヘリポー トや公園などの緊急時離着陸場(市内64か所)へ向かう。消防ヘリは千葉大病院屋上のヘリポートで医師を乗せ、離着陸場に急行。通報から15~20分で現 場に到着し、医療行為を施しながらヘリで受け入れ先の病院に搬送する。
重度の熱傷や外傷、交通事故による四肢切断、重症脳・心疾患などを想定する。昨年2月から試験的に実施し、44件の出動例のうち9件で医師が消防ヘリに搭乗。実際にヘリで搬送されたのは6人で、3人は一命を取り留めたという。
市は、救急隊の要請で出動するドクターヘリに比べ、救急車とヘリが同時に出動する今回の方式の方が、より迅速に医療が行えるとしている
浦整骨院 (2012.01.05)