院長ブログ
「脳脊髄液減少症に理解を」 患者支援の会が神戸市に要望書
■公立病院での治療推進など求め
交通事故やスポーツ中の衝撃などが原因で脳や脊髄の髄液が漏れる「脳脊髄(せきずい)液減少症」の患者支援団体のメンバーらが21日、神戸市役所を訪問し、市内の公立病院での治療推進を求める要望書を矢田立郎市長に提出した。
脳や脊髄を覆う硬膜に穴が空いて髄液が漏れ出し、頭痛やめまい、倦怠(けんたい)感などの症状がでる病気で、患者数は現在、全国で約1万人といわれる。 患者の血液を患部に注入して穴をふさぐ「ブラッドパッチ治療」が有効とされているが、保険適用外のため1回の治療にかかる費用約30万円は自己負担となる のが現状だ。
要望書では公立病院の診療の促進や治療費の助成、子供の脳脊髄液減少症の早期発見を目的とした実態調査などを求めた。「脳脊髄液減少症患者支援の会」県代表の古市利明さん(61)は「病気を広く理解してもらい、患者や家族の負担を少しでも軽減したい」と話した。
浦整骨院 (2012.03.19)