院長ブログ
自動車警ら隊に県警初の女性6人、第一線で奮闘中/神奈川
パトカーによる巡回などで地域の安全を見守る県警自動車警ら隊に、初めて女性警察官が加わった。昨年9月の配属から、運転技術などを養う約3カ月間の厳しい訓練を経て、現場で奮闘している。
入隊した女性隊員は6人。現在は男性隊員2人と一緒にサポートを受けながら、3人一組でパトカーによるパトロールなどの職務に当たっている。
男性隊員がこれまで担ってきた犯罪の予防や早期発見、110番通報の迅速な処理といった仕事は、女性隊員も同じく任される。加えて、男性隊員では難し かった女性への職務質問や所持品検査、性犯罪の被害に遭った女性への聞き取りなど、きめ細かい対応が求められているという。
同隊に配属された女性警察官の1人、川又聖美巡査部長(32)は「毎日が緊張の連続」と言う。元刑事で経験も豊富だが、日々の勤務は勉強になることばかりという。
昨年12月下旬、歩行者と自転車が絡んだ交通事故の現場に駆け付け、関係者から事情を聴いていた時のことだ。現場のそばを通った男が警察官がいる方向から目をそらした。川又さんと業務に当たっていた男性隊員は見逃さなかった。
任意で事情を聴くと、腕に注射痕があり、男は覚せい剤の使用を認めた。尿検査の結果は陽性。逮捕に結び付いたが、川又巡査部長は「(男性隊員は)一瞬を逃さなかった。見習うべきところがたくさんある」と振り返る。
昨年12月から現場勤務がスタートし、約2カ月が経過。男性隊員と2人一組でデビューする日も間もなくだ。
浦整骨院 (2012.01.30)